2005年05月16日

「知らなかった」では済まされない! 『携帯メール配信の新常識』
日時 2005年6月16日(木)
会場 トスラブ赤坂 2階 桃貴樓会議室
内容 携帯メール配信におけるキャリア側での受信ブロックなどの制約、携帯メールプロモーション特有の問題を抱える携帯公式サイト運営事業者様などを対象とし、エイケアが蓄積したノウハウをご紹介。 あわせて弊社の提供する携帯特化型ASPやリストクリーニングサービスのソリューション紹介も行いました。

携帯メールの受信ブロックはなぜ起きる?どうやって防ぐ?
~企業の企画担当者向けセミナーでその具体的な対処法を紹介~

エイケア・システムズでは2005年6月16日、東京都千代田区のトスラブ赤坂にて、企業の企画担当者などを対象にしたセミナー「『知らなかった』では済まされない! 携帯メール配信の新常識」を開催しました。携帯電話向けメールを使ったプロモーション活動でカギとなる「受信ブロック」対策について、その仕組みと具体的な手法などをご紹介した今回のセミナーには、定員を大幅に上回る43名の方にお越しいただきました。

■ セミナー名
 「知らなかった」では済まされない!『携帯メール配信の新常識』

■ 主 催
 エイケア・システムズ株式会社

■ 日 時
 2005年6月16日(木)
 14:00~15:30(開場13:30)

■ 会 場
 トスラブ赤坂 2F 桃貴樓会議室
 東京都千代田区永田町2-12-4
 山王興和ビル
 03-3504-0300

■ 出席者数
 43名

セミナーではまず、エイケア・システムズ研究開発部の山下英樹・執行役員から、携帯メール配信における制約などを紹介しました。「MailPublisher」シリーズを始めとしたエイケア・システムズのメッセージングシステムは、携帯メールだけでも毎月5000万通を配信しており、紹介内容はその実績と経験から分析したデータに基づくものになっております。

携帯メール配信は、アドレスを集めてコンテンツを用意し送信するだけで可能なように見えますが、実際には携帯電話のキャリア(通信会社)ごとの端末やシステムの違いを踏まえる必要があり、「本当にうまくできるかどうかに落とし穴がある」(山下)というのがポイントです。

中でも重要なのがキャリアの迷惑メール対策。携帯メールにはびこる迷惑メールを防ぐために、キャリアはユーザーにドメイン指定受信などの適用を呼びかけるほか、キャリア自身のシステムにも迷惑メール防止のさまざまな対策が施されています。企業が携帯メールによって顧客との関係強化をはかるためには、その携帯メールがこうした対策によって顧客に届く前にブロックされてしまっては意味がありません。

わずか5%のエラーで受信ブロックは起きる
迷惑メール対策の一つとしてキャリア各社が行っているのが、大量の宛先不明アドレス宛てに配信した際に行われる「受信ブロック」。その詳細な仕組みはキャリア各社からは公表されていないものの、エイケアの山下は経験値から「送信先のうちアドレス不明が5%を超えると、配信元が受信ブロックの対象になる」と言います。

いったん受信ブロックの対象になると、ブロック解除までに相当な時間がかかり、メールが配信できなかったり、配信できても送信時点からかなり時間が経過し、タイムリーなプロモーションができないだけでなく、夜中にユーザーに届いてしまうような迷惑行為にまでなりかねないということです。

顧客の携帯メールアドレスが間違って登録される原因には、登録時の入力ミスやユーザーの記憶違いなど初歩的なものもあります。しかし登録時にアドレスを正確に伝える手段として有効とされるいわゆる「空メール」でさえも、ドメイン指定受信ではじかれたり、空メール返信と本番のメール配信で違う差出人アドレスを使ったことで、受信拒否されるというようなことがおきてしまうのです。

また携帯メールアドレスは、パソコンのアドレスと違ってユーザーが変更する機会が圧倒的に多く、その割合は1カ月で5%、3カ月で15%にものぼるといいます。100%正常なメールアドレスのリストでも、その後のアドレス管理が放置されていると、わずか1カ月で受信ブロックの対象になってしまいかねないわけです。

そこで山下は「携帯メールの運用で最も重要なのはエラーの処理」と強調しました。エラーの種別から、配信対象から外すアドレスと残しておくべきアドレスを分類し、宛先不明ではなく受信拒否のアドレスには別の方法で受信拒否の解除を促すなど、エラーの内容を解析してアドレスのデータの精度を保つ必要性があるのです。

エイケアが提供するソリューションでは、エラー解析エンジン「BMA」でこうした機能を実現しているほか、エラー率の高い配信を強制停止して別のルートに切り替える機能などを提供しています。また携帯メールの精度に不安がある場合に備えた、携帯アドレスの「リストクリーニング」サービスの紹介も併せて行われました。

セミナー後半では、エイケア・システムズのマーケティング部の柳瀬直裕から、携帯メール配信ソリューション「MailPublisher Mobile Edision」の活用事例をご紹介いたしました。

携帯メール配信に特化したASPのMailPublisher Mobile Edisionは、コンテンツプロバイダーや通販サイト、自治体など多くの企業や団体が利用しています。後半の講演では、携帯に特化した機能を生かした各種の事例をとりあげています。

階層管理でデータベースを一元化
特徴の一つとして、メール配信先を階層構造のグループで管理できる機能があり、その一つとして株式会社ソフマップ様の事例が紹介されました。ソフマップ様では店舗ごとにメール会員を募集していますが、メールマガジンは店舗単位だけでなく地域単位、全社単位で送ることもあります。しかし地域ごとの店舗のグルーピングがデータベースに反映されているため、会員データベースは一つで済み、コストや管理の軽減を実現しています。

また空メールだけでなく外部のフォームからの会員登録/退会が可能なのも特徴で、携帯とパソコンの2種類の登録フォームを使い分けるキャンペーンサイトの事例や、ある公式コンテンツサイトで空メールと外部フォームの2つの登録方法を組み合わせた事例も紹介されました。

その他、キャリアごとに異なる絵文字を、一種類登録するだけで各キャリア向けに自動変換する機能、NTTドコモの「デコメール」によるメールの装飾機能、外部のシステムからコンテンツを取り込んで配信したり、アクセス権限を担当者ごとに振り分ける、個人情報の保護などに配慮した機能なども説明されました。

今回のセミナーの参加者の多くは、携帯公式サイト運営企業やモバイルキャンペーン実施企業で、携帯メールを使ったプロモーション業務に携わられる方々でした。携帯メールの実情などをご紹介した今回のセミナーは、皆様の実務のご参考にしていただけたようです。

ICMS-SR0091/JIS Q 27001(ISO/IEC 27001)

本社オフィスおよび新潟開発センター内における以下の事業に関する情報資産管理
ソリューション事業/メールASP事業/ライセンス事業/エンジニアリングサービス事業/ヘルスケア事業